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上越地域医療センター病院 歯科口腔外科引き継ぎ 新潟労災病院閉院で 手術室改修など実施

 2025年度末までに閉院する予定の新潟労災病院(新潟労災、上越市東雲町1)の医療機能再編について、中川幹太市長は26日の定例記者会見で、上越地域医療センター病院(同市南高田町)で歯科口腔(こうくう)外科を引き継ぐ方針を示した。

 4日に開かれた上越地域医療構想調整会議で、医療センターは手術室に余裕があるとして歯科口腔外科を引き継ぐほか、回復期リハビリ入院の多くを受け入れる方針が示された。医療センターは、手術室の老朽化と今後予定されている病院建て替えのはざまにあり、「病院建て替えを前提にした手術室の修繕は、無駄なコストにもなる」としていた。

 市は新潟労災閉院までに手術室改修や動線変更を予定。小林元健康福祉部長は「改築を控えているため、できる限り少ない費用で行いたい」とした。医療スタッフは新潟労災で勤務していた医師・看護師らを引き受けたい考え。小林部長は「年内に双方のスタッフ打ち合わせのキックオフを行いたい」と述べた。

 市は医療センターの改築に係る基本計画を19年度に策定。25年度の新規開院を予定していたが、新型コロナウイルスの影響と地域医療における医療再編の議論を踏まえ、計画を見直すとしている。中川市長は計画見直しの時期について「来年度になる」との認識を示した。

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