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警報下 積雪見る見る 平野部大雪 上越市高田45センチ 上越地域

上越地域の平野部を中心に大雪。除雪車がひっきりになしに、道路を行き交っていた(22日午前10時40分ごろ、上越市五智1で)

 上越地域は22日、強い冬型と寒気の影響により平野部を中心に雪が降り続いた。上越地域3市には午前8時20分に大雪警報が発令され、鉄道など交通機関が大幅に乱れ、また停電が発生。市民や事業者が除雪作業に追われた。県内は23日まで、大雪の恐れがあり、関係機関が交通障害などに注意を呼びかけている。

◇鉄道運休や停電も

 新潟地方気象台によると、22日午後4時までの24時間降雪量は糸魚川市能生で63センチ、上越市安塚で56センチ、同市高田で45センチなど、平野部を中心に一晩で50センチ以上積もった。この大雪の影響で、上越市の高田北城、高田商業、久比岐、高田農業、妙高市の新井など各高校が早退措置を取った。

 えちごトキめき鉄道によると、同日午前5時13分ごろ、直江津駅周辺で貨物列車の運転士が、架線から火花が散っているのを発見し、指令センターへ連絡。架線の故障が判明し、同駅から発車するえちごトキめき鉄道、JR信越線、ほくほく線が終日運休した。原因は調査中だが、架線の着氷で電車との接触不良が発生するとショートし、故障する可能性があるという。23日は始発から、運転再開を予定している。またJR大糸線は23日、糸魚川―南小谷両駅間で始発から午後4時台までの上下線を運休する。

 停電被害も相次いだ。東北電力ネットワークによると、22日午後6時までに、上越市安塚や吉川、浦川原、三和、柿崎、名立各区と、糸魚川市で最大2000戸以上が停電、未明から15時間以上続いた地域もあった。いずれも雪氷や雪による樹木の接触が原因とみられる。

 国道や高速道路では通行止めは発生していないが、国道8号の大潟、柿崎方面で、国道18号の妙高高原―長野県境間で登坂不能の車が複数発生。高速道路はいずれも上越地域の北陸道で雪による事故が相次いだ。