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バテンレース制作・展示 優美な世界に触れて 上越市大町5旧今井染物屋

制作体験で吉田さん(右)の手ほどきを受ける参加者
バテンレース教室受講生らの作品を展示

 高田の風土産業、バテンレースの魅力を伝える「バテンレースの世界」が9、10の両日、上越市大町5の旧今井染物屋で開かれている。開場時間は午前10時から午後5時まで。同館に工房を構える吉田バテンレースの作品展示や制作体験が行われ、来場者は手仕事の妙と、レースが織りなす優美な世界に浸っている。

 今回で5回目となる同イベント。会場には技巧を凝らした吉田バテンレースの日傘や付け襟、テーブルクロスやアクセサリーのほか、毎月実施している教室受講生の作品を展示。タペストリーやかばん、洋服など多彩な作品が訪れる人の目を楽しませている。

 制作体験は型紙に沿ってブレードを縫い付け、「千鳥かがり」と呼ばれる技法のデザインに取り組むもの。

 これまで数回、体験会に参加しているという上越市東城町2の佐藤美代子さん(74)は「高校のときに習って以来、ずっとやりたいと思っていた。高田の名産であるバテンレースを身に付けて、娘や孫にも伝えられたら」と笑顔で話した。

 吉田バテンレースの吉田節子さん(73)は「教室はさまざまな方が楽しく取り組んでいる。皆さん、アイデアを凝らして今までにないものも制作している」と話していた。

 制作体験は10日も実施。受付時間は午後1時から同3時まで。参加費は1100円~、作業時間はおおむね1時間。

バテンレース教室受講生らの作品を展示