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第15回相馬御風顕彰ふるさと俳句大会 節目の大会 受賞者たたえる 広く文芸に親しみを 2部門に計2366人応募

記念撮影に収まる御風賞、優秀賞の受賞者ら
記念講演では井上さんが「山河礼讃~ことばに託す~」と題して講じた

 第15回相馬御風顕彰ふるさと俳句大会が2日、糸魚川市大町1のヒスイ王国館で開かれた。120人が来場。記念講演、受賞作品の選者講評、表彰式などが行われた。

 同市教育委員会、同市文化協会主催、御風会後援。郷土の文人・相馬御風を顕彰するとともに、広く文芸に親しむことが目的。短歌大会、俳句大会を隔年で行っている。

 今年は御風生誕140年と童謡「春よ来い」発表から100年の節目での実施。一般の部の選者を井上弘美さん(「汀(みぎわ)」主宰)、児童・生徒の部の選者を森野稔さん(俳誌「森」主宰)と猪又秀子さん(青海俳句会)が務めた。

 入賞句は、一般の部では応募458人・904句のうち最優秀賞の御風賞1点、優秀賞5点、佳作30点。児童・生徒の部では応募1908人・1908句のうち御風賞3点、優秀賞12点、奨励賞40点、佳作55点だった。

 児童・生徒の部で御風賞に輝いた松下豪君(糸魚川中2年)は、自身が打ち込むサッカーにかける強い気持ちを詠んだ。受賞を受け、「一言で言えば最高。ブラボー!」と、サッカー界などでの流行語で喜びを表した。

 受賞者は次の通り。(優秀賞以上、敬称略)

 【一般の部】

 ▽御風賞 小野美智子(神奈川・川崎市)「みづうみを斎く雨音半夏かな」

 ▽優秀賞 古関聰(同・横浜市)、渡辺敏恵(東京・杉並区)、尾崎登代(愛知・名古屋市)、浦田祐子(東京・江東区)、小林りつ(同・北区)

 【児童・生徒の部】

 ▽御風賞 渡辺匡(下早川小5年)「温だん化今年早目の衣がえ」、松下豪(糸魚川中2年)「フォワードは俺にまかせろ蝉時雨」、藤木絢太(糸魚川白嶺高2年)「真夏日に産土神の猫の影」

 ▽優秀賞 棟方啓行(東京・小平第十三小4年)、紺野真翔(下早川小6年)、根岸紗彩(群馬・城東小4年)、姫野心泉(大分・大在小5年)、白石颯真(糸魚川中1年)、大島英道(同2年)、恩田愛琉(同3年)、木村紗悠(能生中1年)、フセルバートル(海洋高1年)、須田優青(同2年)、佐藤慶次郎(糸魚川高2年)、平野綾菜(同)

記念講演では井上さんが「山河礼讃~ことばに託す~」と題して講じた