文字サイズ

今年最後の〝運試し〟 年末ジャンボ販売開始 上越地域でも買い求め行列

「年末ジャンボ」を販売初日に買い求めようと、開店前から行列ができた(上越市富岡の上越宝くじ数ふる所カウボーイ店)

 年末ジャンボ宝くじ(第984回全国自治宝くじ)の販売が21日、全国一斉に始まった。1等7億円、前後賞合わせて10億円。1枚300円で、販売は12月22日まで。抽選は12月31日。

 上越地域の宝くじ売り場でも、今年最後の運試しをしようと、開店前から行列ができた。上越市富岡の「上越宝くじ数ふる所カウボーイ店」には、連番やバラで買い求める人の姿が見られた。販売所の運営者は「例年販売初日は行列ができる。今年は新型コロナウイルスの影響から脱却したものの、物価高で一般市民の生活は楽じゃない。せめて宝くじを買って、年末は良い夢を見たい、と思う人が多いのでは」と話していた。

 同日程で販売が始まった年末ジャンボミニ(第985回全国自治宝くじ)は1等3000万円、前後賞合わせて5000万円。「年末ジャンボ」「年末ジャンボミニ」のいずれも、インターネットの「宝くじ公式サイト」で購入できる。

 宝くじの売上金は当せん金と経費を差し引き、全国都道府県および20指定都市へ納められ、公共事業などに使われる。