本年締めの演武 力強く 宇佐美は最後の出演 〝本陣〟での活動に専念 おもてなし武将隊 上越市春日山で

越後上越上杉おもてなし武将隊は19日、上越市大豆の春日山神社前で年内最後となる春日山城おもてなし演武を行った。木々が紅葉した境内で、ゲストとのコラボレーションや力強い演武を披露した。
降雪期を控えて春日山での年内の演武は今回で終了、今後は〝本陣〟の埋蔵文化財センター(同市春日山町1)で訪れた人を歓迎する。この日はゲストに殺陣チーム越後軒猿衆、しの笛の「音たま氣生根(おとたまきふね)」、よさこいの「上越 蓮―REN―」が登場した。
武将隊は演武で4曲を披露。上杉謙信は「本年度最後の春日山で気合が入った演武を披露したい」と話し、蓮とのコラボレーションや、よさこいへの参加と、春日山を訪れた人たちを楽しませた。
今年1月から武将隊に加わった宇佐美定満は今後、埋蔵文化財センターなどでのおもてなしに専念し、演武は今回が最後となった。「コロナ禍明けの良いタイミングで加われた。その分、フル回転で付いて行くのが大変だった」と振り返った。また、病気療養中だった綾姫の復帰が近いことが報告された。