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糸魚川白嶺高空手道部 2人で県制覇 団体組手3人制 全国懸け北信越予選へ

原治永主将(右)と豊島永士選手

 全国高校空手道選抜大会県予選(10月21・22日、長岡市)の男子団体組手3人制で、糸魚川白嶺高が優勝した。2年連続の全国大会出場を目指し、17日から19日まで富山県で行われる北信越予選に挑む。

 同空手道部は今春の全国大会(男子団体組手5人制)を戦った3年生が引退し、現在は原治永主将と豊島永士選手の2年生2人。3人制に2人で出場という、1人も負けられない状況で県予選に臨み、決勝で関根学園高との上越勢対決を制した。

 2人は所属する同市空手道連盟の仲間たちと稽古に励んでいる。3月に受けた、同校空手道部OBの俳優・永井大さん直々の稽古と激励が大きな刺激になった。

 北信越予選は6校が出場し、全国大会に進めるのは1位のみ。原主将は「目標は全国大会出場。1回も負けられないプレッシャーはあるが、今までの練習の成果、全力を出せるように臨みたい」、豊島選手は「1敗もできない中で、全力を出し切りたい」とそれぞれ抱負を述べた。