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地域に愛された鉄道を後世に くびき野レールパーク開設15周年記念し式典 19日まで希望館で写真展

くびき野レールパーク開設15周年記念式典とシンポジウム(提供写真)
希望館で19日まで開かれている写真展。作品への投票用紙も置かれている

 頸城区百間町の「くびき野レールパーク」が開設15周年を迎え、NPO法人「くびきのお宝のこす会」(西山義則会長)により、このほど記念事業が行われた。

 旧頸城鉄道(1914~71年、黒井―浦川原間約15キロ運行)の遺産を後世につなごうと、くびき野レールパーク(旧百間町駅跡)が整備された。線路補修や枕木交換、保存車両による動態復元を行い、定期的に一般公開や地元小学生らへの体験学習を行っている。交流人口の拡大や地域の歴史・文化遺産の継承につながっている。

 2001(平成13)年、旧頸城村時代の「まちづくりプラン策定委員会」が活動の始まり。04年、兵庫県の六甲山中に眠っていた車両の無償譲渡を受け搬出した。07年、「くびきのお宝のこす会」が発足。上越市や頸城自動車と連携しながら、くびき野レールパークなどを運営している。会員は県内外で約150人、全国にファンがいる。

 11日は記念式典と公開シンポジウムを希望館で挙行。中川幹太上越市長のあいさつや紙芝居公演、シンポジウムには鉄道写真家や車両寄贈者、えちごトキめき鉄道の鳥塚亮社長らが参加し、「頸城鉄道の魅力」を語った。約80人が参加した。西山会長(71)は「地域の人たちに愛され、鉄道が育ってきたことをあらためて認識することができた」と話した。

 くびき野レールパーク写真展が19日まで、希望館1階ロビーで開かれている。約60点が展示され、地元園児、小学生のメッセージも飾られている。

希望館で19日まで開かれている写真展。作品への投票用紙も置かれている