飛田テック 歩み思い、発展決意 設立50周年記念祝賀会 循環型環境社会目指す

飛田テック(本社・上越市中箱井、飛田剛一社長)は本年度設立50周年を迎え、11日、同市藤野新田のシェ・トヤで設立50周年記念祝賀会を開いた。役員、従業員ら125人が参加し、先人の歩みに思いをはせ、未来の発展へ決意を新たにした。
同社は鉄スクラップ、自動車、一般・産業廃棄物処理などさまざまなリサイクル事業に取り組み、循環型環境社会の実現を目指している。
1953(昭和28)年に富山商会として上越市で創業、73(昭和48)年に富山物産株式会社として法人設立した。翌74年に本社ヤードを開設、その後、新潟市や近年は長岡市に支店などを置き、オートリサイクルセンターや直江津港シッピングセンターを開設するなど、地域や事業を拡大している。2008(平成20)年に本社ヤードを中箱井へ移転し、現社名に変更した。17(平成29)年に環境大臣賞を受賞した。
飛田社長は「5年、10年と一人一人がいろいろなことを自ら考え行動していただくことがさらに会社の発展につながる。上越、新潟県、最後には日本全体に必要な会社になることが会社の安定した存続と社員の安定した仕事にもつながる」と、意気込みを話した。
祝賀会ではカクテルパフォーマンスやブリの解体・握り、プロのものまねショー、歌の披露などが催された。