大工の面白さ知って 保育園訪問し仕事実演 三和商工会青年部


幼い頃から大工の仕事の面白さを知ってもらおうと、三和商工会青年部のメンバー3人が7日、さんわ保育園を訪れ、年長児約20人の前で大工仕事の実演を行った。かんなで木材を削った時に出る削りくずを使った遊びに、子どもたちは大はしゃぎした。
かんなは、多くの子どもたちが目にしたことがある大工道具。2人の大工が1回の動作でいかに長く削ることができるかなどを実演。子どもたちは「頑張れ」と声援を送った。
大量の削りくずを使った遊びには、子どもたちが大はしゃぎ。頭からかぶったり、寝転んだり、手に持って走ったりしていた。大工から鉢巻きや冠を作ってかぶせてもらうと、さらに喜んで走り回っていた。
西條司青年部長(39)は「大工だからこそできる遊びをと考えた結果、削りくずでの遊びを思いついたが、ここまで喜んでくれると思っていなかった」と話していた。
