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東頸地区4区除雪車出動式 寒い中 頑張って 上越東維持管理事務所 4小学校児童が業務受託者を応援、搭乗体験も 

児童が応援メッセージを書いた大きな鍵を除雪受託者に手渡した

 県上越地域振興局上越東維持管理事務所は7日、除雪車出動式と除雪体験学習会を開いた。管内の小学校4校の児童が除雪業務の受託者を応援したほか、除雪について学んだ。

 同事務所は安塚、浦川原、大島、牧4区の国道と県道延べ約160キロを除雪。11社が三つの共同企業体を組んで業務に当たる。

 出動式では安塚小、浦川原小、大島小、牧小の3、4年生計57人が参加。受託者への応援を書いた鍵形のメッセージボードを手渡した。同事務所の鈴木清悦所長は「生活維持のため重要な仕事。健康と事故防止に注意し、この冬を乗り切ってほしい」と呼びかけた。

 学習会では除雪車操縦の実演を児童が見学。8月に開かれた「ニイガタ除雪の達人選手権」で優勝した斉藤恭平さん(米持建設)が正確なブレードさばきを披露した。

 児童が除雪車に乗り込む体験も行い、運転席からの視界を体感。車両の近くは死角が多いことを知り、除雪作業中に近づかないことの重要性を改めて学んだ。

 渡邉裕貴君(安塚小3年)は「後ろを見るための鏡がたくさんあった。寒い中だけど頑張ってほしい」と話していた。