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森林体験ツアー 伐採、加工、使用へ 「つなぐ」流れ知る 糸魚川市大和川地区

森林では伐倒や造材などの作業を見学するとともに、のこぎりを使った丸太切りを体験した

 県糸魚川地域振興局主催の「森林体験ツアー」が4日、糸魚川市大和川地区で行われた。約20人が参加し、地域の森林から木を伐(き)る(川上)現場、製材工場で木を加工する(川中)現場、住宅などで木を使用する(川下)現場を巡った。

 県の森林・林業基本戦略に位置付けられる「つなぐプロジェクト」の一環。地域の森林資源を地域で使うことが持続可能な森林を育むことにつながると周知し、大和川地区の森林の魅力を肌で感じてもらおうと初めて実施した。

 一行は同市南押上2の「ぬながわ森林組合」(岩崎秀治組合長)に集合し、大和川地区の森林に移動してチェーンソーでの伐倒作業やプロセッサ(造材機)での造材作業などを見学するとともに、のこぎりで丸太切りを体験。続いて同市羽生の木材業・ランバー羽生(田鹿勝社長)に移動し、製材について実演を交えた説明を受けた後、同市平牛のアジュールデザイン代表取締役で一級建築士の永井哲史さん(49)から自身がデザインした建築物などの説明を受けた。

 参加者は大和川地区での川上・川中・川下のつながりを体感。市内の男児(10)は「勉強になった。丸太切りが楽しかった」と振り返った。