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丸と模様の造形 はがき大中心300点 佐藤葉月さん作品展 五智国分寺境内「上人茶屋」

「太陽神ラーとナイル川 川下りツアー」の作品と佐藤さん。色合いがエジプトの神話、デザインが川のイメージという

 妙高市在住のアール・ブリュット(フランス語=生(き)の芸術)作家、佐藤葉月さんの作品展が上越市五智3の五智国分寺境内「上人茶屋」で開かれている。

 佐藤さんの作品の特徴は水性ボールペンを使い、紙面に丸を描いて模様を足しながら、抽象的な造形に仕上げる独自の手法。平面でありながら立体的にも見え、絵、タイトル、コメントの3要素がそろって作品の完成という。

 佐藤さんは32歳の時にASD(自閉症スペクトラム)と診断された。33歳でたまたま購入した、はがき大のスケッチブックと青色のボールペンで絵を描き始め、最初の作品は「ツバメの宇宙」。以来、変化に富む模様の作品を生み出している。当初は単色だったが、最近は2~3色を使い、バリエーションを広げている。

 展示作品は全部で約300点。大半がはがき大のもので、それぞれ裏面にタイトルとコメントがある。佐藤さんにとって単独の作品展示は2018年以来という。「作品によって私の年代(歴史)が分かる」と見どころを挙げた。

 同店は月曜定休。営業時間は正午から午後4時30分まで。