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住民の力作展示 4日まで文化展 八千浦交流館はまぐみ

住民の多彩な力作の数々が展示されている会場

 上越市八千浦地区の住民が日頃の趣味の成果を披露する「やちほ文化展」が3、4の両日、同市下荒浜の八千浦交流館はまぐみで開かれている。初日の3日は知人や家族の力作を鑑賞しようと、多くの人が訪れた。開場時間は午前10時から正午まで。

 八千浦地区明るい町づくり協議会(柳澤篤会長)の文化教養部が主催するイベントで、今年で13回目。

 会場には地元の保育園児や小中学生、一般や福祉施設の利用者らが作品を出展。訪れた人は絵画や書、切り絵やパッチワーク、盆栽やコレクションなど多彩な作品の数々にじっくりと見入っていた。また切り絵や繭細工の体験コーナーが開かれ、人気だった。

 夫と来場した下荒浜の西巻マサ子さん(80)は「毎年楽しみにして足を運んでいる。本格的な作品ばかりで素晴らしい」と感心しきりだった。

 文化展実行委員長の平野幸生さん(70)は「老若男女、さまざまな作品を鑑賞する良い機会。互いの作品に触発され、日々の創作活動に生かしてもらえれば」と願った。