4年ぶりに作品展 ほのぼの観音 義援金御朱印カレンダー原画 鑑賞し交流 糸魚川市の仏画師・清水心澄さん


糸魚川市の仏画師・清水心澄(しんちょう)さんが描く「ほのぼの観音」の作品展が10月28日、同市の大平集会所で開かれた。コロナ禍を経て4年ぶりの実施。市内外、県外から来場し、作品を鑑賞しながらほのぼの観音がつなぐ出会いと交流を楽しんだ。
昨年3月から始めたウクライナ義援金御朱印や来年のカレンダー絵柄の原画など約30点を展示。作品展を心待ちにしていたファンらが原画のぬくもりに触れ、清水さんと和やかに語り合った。清水さんは「ほのぼの観音のにっこり笑顔を見て前向きな気持ちになってくれたら。毎日の生きる気力に」と願った。
義援金御朱印の原画は会場で販売し、売り上げ全額を紛争や災害に遭った子どもたちのための寄付に充てた。大平産米の「ほのぼの観音米」や地元農産物なども販売した。
「ほのぼの観音」カレンダー2024年版は同市大平の藤光庵、東寺町3のブックステーションサカイ東寺町店で販売予定。定価1700円。
