姉妹バンド招き共演 4年ぶり再会 「バンダ」演奏披露 上越市民吹奏楽団

上越市民吹奏楽団(横尾良一団長)は10月29日、上越市本城町の高田城址公園オーレンプラザで定期演奏会を開いた。姉妹バンドの尾西ウィンドオーケストラ(愛知県一宮市)と4年ぶりに共演し、再会のステージとなった。
共演は第1部の最後に演奏し、今回のメイン曲となった「エルサレム賛歌」。同楽団では初の演奏で、「バンダ」によるファンファーレが大きな特徴。バンダは本来の編成とは離れた場所で演奏し、曲に演出効果をもたらす別動隊で、今回は尾西ウィンドオーケストラ団員のトランペットとトロンボーンが客席からファンファーレを鳴らした。
両楽団は上越市と一宮市で何度もジョイントコンサートを開いている。コロナ禍で共演できない状態が続いていたが、4年ぶりに再会。横尾団長は「久しぶりで、抱き合って喜んだ。一緒に演奏できてうれしい」と語った。