「文化の箱」届く 台湾の小学生から 授業の一環交流続く 有田小6年生

上越市立有田小(野田晃校長)の6年生102人は26日、外国語の授業の一環で交流している台湾の小学生から届いた「文化の箱」を開封した。
交流しているのは台湾の嘉義大附属小5年生。令和2年度から春日新田小6年生が交流を行っているが、本年度から有田小も加わった。
「文化の箱」は両国の児童が自国の文化を紹介する目的で送り合っており、菓子や文房具、キャラクターグッズなどを詰めている。台湾からの箱は2週間ほど前に同校に到着。台湾名物として有名なパイナップルケーキやウーロン茶、ペーパークラフトなどが入っていた。
同日の授業では品目ごとに受け取る児童を決めるためのビンゴ大会を実施。児童は届いた物を興味深く見て、選んでいた。
有田小からの「文化の箱」は11月に発送予定。杉谷綾斗君は「台湾にはすごくいい物がいっぱい。(有田小から)お菓子やアニメなど、台湾の人たちが好きな物を送りたい」と話した。
12月にはビデオ通話による交流を実施。来年1月には台湾の小学生が来日し、有田小、春日新田小を訪れることが予定されている。