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地域の力作一堂に 妙高市展など 4会場で展示始まる

力作の数々を鑑賞する来場者(妙高市展)

 妙高芸術祭「第19回妙高市美術展覧会(妙高市展)」「妙高市ジュニア芸術展」「岡田清和・山田春美『二人展』」「こころのままのアート展」が28日、市文化ホール、新井総合コミュニティセンター、新井ふれあい会館で始まった。市展とジュニア展の表彰式は最終日の11月5日。

 市展は妙高、上越両市の在住・在学者が対象で、日本画、洋画・版画・デザイン、墨画、書道、写真、彫塑・工芸の6部門。妙高市内の園児と児童・生徒を対象にしたジュニア展は絵画と書道の2部門。

 「二人展」は妙高ゆかりの岡田さん(ちぎり絵)、山田さん(版画)の作品を展示。「アート展」は障害者の創作活動として市内各団体の取り組んだ成果が一堂に集まった。

 初日から大勢が訪れ、市展では来場者が気に入った作品を選ぶ「大衆賞」の投票があって好評。上越市の70代夫婦は「力作が多い」「新井出身なので懐かしい名前があってうれしい」と感想を話した。