糸魚川市バスケットボール協会 感謝・創造胸に節目の50年 関係者集い式典 飛躍の〝後半戦〟へ決意


糸魚川市バスケットボール協会(水嶋信一会長)の創立50周年式典が21日、同市大町2の割烹倉またで行われた。市内外のバスケットボール関係者ら約60人が参集。これまでの「感謝」とこれからの「創造」に向け、思いを新たにした。
同協会は、昭和48年に開かれた第1回糸魚川・西頸城大会を契機にさらなる組織強化を目指して発足した。この50年の間、実業団で電気化学青海、一般女子で糸魚川クラブ、高校男子で糸魚川商工高(現糸魚川白嶺高)、糸魚川高、高校女子で糸魚川高、中学女子で糸魚川中、糸魚川東中が公式戦で顕著な実績を上げるなど活躍。糸魚川のバスケットボール界の発展を支えてきた。
水嶋会長はあいさつで「100年を大きな歴史の一つの節目と考えたとき、50周年は中間地点、バスケットボールのゲームに例えるとハーフタイム。前半戦を振り返り、後半戦に向けての戦略を練るとき」と強調。
これまでの歩みを振り返り、先人への感謝を表しながら「少子高齢化や社会状況の変化に伴い、バスケットボールへの取り組み方も多様化してきている。中学校部活動の地域移行、JBAのカテゴリー別のリーグ戦化などさまざまな変化に対応するための新たな取り組みが求められている。今後50年に向け、自立した持続可能な協会への『創造』を始める」と力を込めた。
式典では本年度の功労者表彰を行い、受賞者5人を顕彰。乾杯後の歓談ではこの50年の歩みを振り返るスライドショーを上映し、会場内は大いに沸いた。
また、同日は式典前に50周年記念事業として、プロバスケットボール・新潟アルビレックスBBで活躍した佐藤公威さんを講師に小中学生向けのクリニックを同市の市民総合体育館で行った。
