三和区の自然PR 三和中と青少年育成会議 11月5日まで松林ライトアップ


三和区の三和中グラウンドに隣接する松林で23日から11月5日まで、夜間ライトアップが行われている。
谷内池のほとりにある松林のライトアップは今年で4年目。地域の自然をPRし、地元に愛着を持ってもらうことを目的に、同校と同区青少年育成会議が共同で行っている。
約350個のソーラーライトが地面を優しく照らし、投光器が松の幹や枝ぶりを浮かび上がらせる。松林の中に入ることができ、中学生まちづくりワークショップのスローガンを書いた看板なども設置されている。
23日午後には設置作業を行い、生徒会執行部や環境委員会、生徒有志ら22人が参加。特に1年生が多く参加した。地域の大人たちと協力し、ソーラーライトを松林の外周部や校舎横の道などに設置した。16日にも松林の清掃作業を行い、生徒32人が参加した。
生徒会長の高嶋倫太朗君(3年)は「神秘的できれいになる。(同校が取り組んでいる)オニバスの保全活動の発信につながり、活気づいていくと思う」、副会長の下鳥愛奈さん(同)は「昨年に見たときはとてもきれいで元気がもらえた。今年もたくさんの人を元気づけられたら」とそれぞれ語った。
本年度は新たな取り組みとして、生徒がデザインしたポスターとチラシを発行。ポスターを総合事務所や三和体育館に掲示しているほか、チラシを回覧してPRに努めている。
点灯時間は午後5時から同8時まで。期間中は校舎裏まで自動車の乗り入れが可能。
