文字サイズ

糸魚川市・上越地区錦鯉品評会 〝泳ぐ宝石〟美しさ競う 丹精込めた111匹

 第59回「糸魚川市・上越地区錦鯉(にしきごい)品評会」が22日、糸魚川市鬼伏の錦鯉共販センターで開かれた。コロナ禍の影響で2年ぶりの実施。同市の生産者や愛好家らが丹精込めて育てた111匹が出品され、県の観賞魚にも指定されている〝泳ぐ宝石〟の美しさを競った。

 競り市の会場としておなじみの同センターで行われる、この時季恒例の品評会。同市・上越地区錦鯉共販協議会の橋立春雄会長を審査委員長に体形、色彩、斑紋、資質、品位、風格などを基準に審査し、各賞を選考した。

 全体総合優勝には、同市の斉藤雄司さんが育てた70超部(体長70センチ超)の「昭和三色」が選ばれた。斉藤さんは総合優勝を喜びながら、「今年は渇水で苦労もあったが、これだけ立派に育ってくれて良かった」と話した。