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11月12日に「百年の祝」 直江津民謡保存波路会 伝統つなぐ 31曲披露 リージョンプラザ上越

節目の舞台に向けて練習を行う波路会のメンバー(19日、上越市中央1のレインボーセンター)

 直江津民謡保存波路会(大嶋慶子会長)は11月12日午後1時から同4時まで、上越市下門前のリージョンプラザ上越で「波路会百年の祝」を行う。長い歴史を持つ民謡保存の団体が、節目の舞台で地元の民謡を披露する。

 同会は相馬御風が詞を書いた「越後追分」普及のために立ち上げられ、御風から寄せられた「波路会」の名称で大正11年から活動している。民間の民謡継承団体としては全国で一番長い歴史を持つといわれ、一昨年に100周年を迎えた。今回はコロナ禍で延期していた節目の会として実施する。

 波路会は会の由来となった「越後追分」や「直江津小唄」「頸城松阪」など7曲を披露。友情出演する地元の民謡団体やゲスト出演の県民謡協会などを加え、全31曲が演じられる。2部構成で第1部と第2部の間に記念式典が行われる。

 大嶋会長は「長い歴史の重みと先達の活躍に敬意を込めて行いたい。今後も郷土民謡の伝統を伝えていきたい」と意気込みを語った。入場料1000円。問い合わせは大嶋会長(電090・2497・9061)へ。

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