糸魚川市内 3小学校 創立150周年記念式典など 伝統つなぎ未来へ青海小


糸魚川市立南能生小、大野小、青海小は21日、創立150周年の記念式典や発表会を行い、学校の節目を祝った。
このうち青海小(小野聡校長、児童101人)は青海総合文化会館で記念式典を行った。
明治6年に開校し、昭和30年代には町の発展とともに児童数がピークとなり、青海地域の中心的学校として時代を担う多くの人材を育て、輩出してきた。
高澤公記念事業実行委員長は150年の時に思いをはせ、「歴史の重みを感じる。教育に情熱を注いだ先生方、支えてくれた地域、企業の皆さんに感謝」とあいさつ。同校卒業生でもある井川賢一副市長が市長祝辞を代読し、「伝統を受け継ぎ、未来を切り開いて」と児童にメッセージを届けた。
6年生の代表児童が「笑顔あふれ、爽やかなあいさつが交わされる学校であってほしい」と願い、5、6年生で合唱を披露。出席者全員で校歌を響かせ、スライドショーや子不知太鼓の演奏も行われた。
12日には学校広場にイロハモミジの木を記念樹として植えた。
