古民家でもてなし 牧区高尾でスタンプラリー 上教大附属小5年2組


上越教育大附属小5年2組35人は本年度、牧区高尾で総合学習「集いて高尾実記」に取り組んでいる。20日に一般向けのイベント「集いてめぐりゆっくり散歩」を行った。
児童は築200年以上の古民家「北川」を借りて拠点とし、月に2回通って建物の改修や畑仕事などに取り組んでいる。7月に地域の住民を招いてお茶会を行った。高尾に2軒の移住があり、以前行われていた「高尾お茶のみ散歩」がきっかけの一つとなったことを知り、自分たちも同じようなことができればと、今回のイベントを計画した。
北川や古民家シェアスペース「山のホムサ」、協力してくれる一般の住宅など5軒と神社など5カ所でスタンプラリーを実施。5軒ではお茶や児童が作った菓子などでもてなした。丸山結世さんは「古い家で活動するのは楽しいけど、カメムシが出るのだけは嫌だった。大勢の人が来てくれてうれしい」と話した。
今後は来月の冬囲いなど、冬場も高尾に通って活動するという。
