自転車と電車で妙高山麓を満喫 サイクルトレインモニターツアー実施 妙高ツーリズムマネジメント


えちごトキめき鉄道は7日から11月12日まで、はねうまライン北新井駅―妙高高原駅間で、車内に自転車をそのまま持ち込める「サイクルトレイン」の実証運行を行っている。妙高ツーリズムマネジメント主催のモニターツアーが14日に行われ、地域に住む参加者5人が自転車・電気自転車と電車で秋晴れの妙高山麓を楽しんだ。
当日は妙高高原観光案内所に集合。インストラクター・アウトドア観光ガイドの伊藤修司さん(40)から基本操作などのレクチャーを受け出発した。
行きは新井方面へ自転車で下っていくコース。途中で妙高山麓直売センターとまと、関山神社、西野谷新田に立ち寄り、道の駅あらいで各自昼食を取った。
帰りは北新井駅で電車に自転車をそのまま積んで乗り、妙高高原駅まで戻った。
参加者のうち新井高スキー部の男子生徒2人は「地元の人や歴史について新しい発見があって良かった」「トレーニングの一環としても自転車は良いと感じた。自然と触れ合い、歴史も知ることができた」、同市在住の公務員女性(23)は「下りはかなりスピードが出て怖かった所もあった。車からは見ることができない路地や景色が楽しかった」と感想を話した。
伊藤さんは「季節を感じてもらい良かった」とツアーの成果、好評の声を喜び、通常化に向け走行の安全性、サポート体制の充実などに意欲を示した。
