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20日 越後・謙信SAKEまつり公式前夜祭 「日本酒」好き集まれ デュオ・セレッソ 発酵メニューさかなに

「各蔵が鑑評会向けなどに醸造した酒が楽しめる」とPRする武田・前夜祭実行委員長

 越後・謙信SAKEまつり(21、22日、上越市高田本町商店街)の公式前夜祭が20日午後6時30分から、デュオ・セレッソ(同市西城町3)で開かれる。

 各蔵とも醸造量がごく少なく、ほぼ市販されない酒を並べる。ビュッフェスタイルの食事とまつりの試飲券1日分(2000円相当)付きで1人1万円。デュオ・セレッソ主催。

 上越・妙高両市の12蔵と佐渡市の2蔵が出品する。「妙高山」の妙高酒造(同市南本町2)は雪中貯蔵した大吟醸酒、「能鷹」の田中酒造(同市長浜)はつるし搾りで瓶に詰めた純米大吟醸酒、「かたふね」の竹田酒造店(大潟区)は、少量で仕込んだ大吟醸酒の中取り(一般的に酒の最も良い部分とされる)を出品する。各蔵とも繊細や味わいの酒が多いという。

 武田明則・前夜祭実行委員長(新潟第一酒造)は「これまで角打ちなどの前夜祭を開いてきたが、ゆっくり酒を楽しみ、料理と合わせてほしい」と話す。料理は上越ならではの「発酵」をテーマにしたものが並ぶ予定。

 SAKEまつり限定酒「車懸(くるまがかり)」の先行試飲も。当日は今年の「Miss SAKE Japan」グランプリの山田琴子さん、本県代表の佐藤萌香さんも来場する予定。

 200人限定。申し込みはデュオ・セレッソ(電0120・26・4000)へ。