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5年ぶり総合防災訓練 道の駅あらいで初実施 妙高市

滞留車両に対する道路啓開・車両移動訓練
緊急支援物資受入・仕分け・搬送訓練

 妙高市の令和5年度総合防災訓練が15日、県内で唯一「防災道の駅」に選定されている道の駅あらい・東側エリア、総合支援学校体育館で行われた。コロナ禍などの影響があり、5年ぶりの実施。道の駅あらいを会場にするのは初めてとなる。

 広域的な防災拠点機能の発揮に向けて、関係機関との連携強化を図ることを主な目的に、国道18号を管理する国土交通省、上信越自動車道を管理する東日本高速道路株式会社との覚書に基づき行われた。

 同日は、同市と陸上自衛隊第2普通科連隊、国土交通省北陸地方整備局高田河川国道事務所、新潟県警、上越地域消防事務組合、妙高市消防団や、災害時相互応援協定を結ぶ村上市、愛知県北名古屋市、福井県あわら市など、35団体から約200人が参加。城戸陽二市長が統監を務めた。

 訓練は上越地方でマグニチュード7・3の強い地震が発生、市内全域で家屋倒壊等の被害が生じ、県を通じ自衛隊に災害派遣を要請、道の駅あらいに防災関係機関の活動拠点を設置したとの想定で実施した。

 現地災害対策本部設置、滞留車両の乗員保護・救急搬送、道路啓開・車両移動、緊急支援物資受入・仕分け・搬送、炊き出し、ドローンによる状況把握、給水栓を活用した給水車による給水などの各訓練を展開した。支援学校体育館では、避難所開設・運営訓練が行われた。

 講評で城戸市長は、「災害時は訓練以上のことはできないと思っている。今後も防災、減災に努める」と話し、協力を呼びかけた。

緊急支援物資受入・仕分け・搬送訓練
給水訓練を実施した給水栓、給水車を視察する参加者