どうする「朝市」「屋台会館」 市と地域協へ提言へ 4回のWS始まる 直江津プライド2021

「三八朝市の未来を考える」「屋台会館の活用を考える」の二つのテーマで直江津の活性化を考える4回連続のワークショップの初回の集まりが15日、上越市中央1の直江津学びの交流館で開かれた。この後2回の調整討議と来年1月末の発表会を経て、上越市と直江津区地域協議会に提出予定の提言書を策定する意向。
直江津プライド2021(磯田一裕代表)の主催。地元の高校2年生も加わり16人が4班に分かれ、熱のこもった意見交換とアイデア出しを進めた。
令和3年の「ウオーターフロントを考える」全5回のワークショップと提言書策定に続く第2弾。市民活動を支える地域活動支援事業が地域の独自予算に変わることを踏まえ、直江津区地域協議会で今春まとめた「直江津まちづくり提言書」の実効性を高め、提言事業を進めるために企画された。
この日のワークショップの前半は約1時間をかけ明治44年に始まった三八朝市について必要性、場所、通年観光コンテンツになるか、既存継承性の4視点から未来の在り方を探った。
発表で紹介された声では100年の歴史で生活スタイルの変化が大きく、今のままの開設方法や場所に対する問題提起や意見。同時に人気のどら焼きへの特産、名物のネーミングやホテル、タクシー業界とタイアップした観光客の回遊性の提案もあり、既存と新スタイルのハイブリッド型の発展系に関心が集まっていた。