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成長感じさせる成果報告 海洋高生 米国での海外実習など 糸魚川市水産資源活用産学官連携事業

「最後の一滴」の販路拡大に向け、9月にニューヨークで行われた展示会に参加したことについて発表する大矢君(中央)

 糸魚川市水産資源活用産学官連携事業報告会が13日、同市役所で行われた。県立海洋高の生徒6人がそれぞれの活動の成果について、米田徹市長や鶴本修一教育長らに報告した。

 2015(平成27)年から続く産学官連携事業の本年度上半期の成果を報告。「『あんこう吊(つ)るし切り』は事業化できるのか?」「最後の一滴ニューヨークへ」「糸魚川における持続可能なサケ増殖事業に関する調査研究」の3テーマについて、各担当生徒が発表した。

 食品科学コース2年の大矢海斗君は、同校発のサケの魚醤(ぎょしょう)「最後の一滴」の販路拡大に向け、9月にニューヨークで行われた展示会に参加したことを発表。「海外実習では現場で貿易の仕組み、海外でのコミュニケーションの楽しさや重要性を学べた」などと振り返り、同校アンテナショップ能水商店での販売実習が自身の成長につながっていると述べた。

 米田市長は「(生徒たちの)計画立案力の高まりを、発表を聞いて感じる」「糸魚川の資源を皆さんがしっかり研究し、それを生かそうと努力していただいている。当市にとってもありがたいこと」などと講評した。