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さくら会館(頸城区) 11月18日まで「良寛展」 書や画など展示 良寛カレーの販売再開

良寛の漢詩を表装した六曲一双のびょうぶ
軟らかいタケノコが特徴の良寛カレー

 頸城区花ケ崎のさくら会館は11月18日まで、「良寛展~清貧を貫いた生涯~」を開いている。同館が所蔵する良寛の書や画などを展示している。開場時間は午前10時から午後4時まで。日、月曜と祝日休館。入館料500円。

 同館は良寛の作品を多く所蔵しており、会館以来毎年10月に良寛展を行っている。21日には午前10時30分と午後1時30分から、出雲崎町の良寛記念館の永寶卓館長による講演会が行われる。会場で目を引くのは漢詩の六曲一双びょうぶ。通常はレプリカを展示しているが、講演会の前後は実物が飾られる。

 ほかにも居住した五合庵の絵画や、弟子の貞心尼による書など10点が展示されている。

 また、良寛展に合わせて昨年好評だった「元祖・良寛カレーライス」の販売を再開した。五合庵の床から生えてきた竹の子のために屋根に穴を開けようとして燃やしてしまったエピソードから具材にタケノコを入れ、揚げなすやオクラなどを添えている。数量限定、スープ付きで800円。

軟らかいタケノコが特徴の良寛カレー