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第49回上越市シニア作品展 自由に作品堪能して 出品総数312点、3会場に展示

切り絵サークルの作品を展示。イラスト調の若々しい感性が光る
写真展示には時勢を反映し「コロナに負けるな」の文字が書かれている

 上越市内のシニア世代(60歳以上)が創作活動の成果を発表する「第49回上越市シニア作品展」が16日まで、同市土橋の市民プラザで開かれている。開場時間は午前9時から午後5時(最終日は正午)まで、入場は無料。

 上越市と同市老人クラブ連合会が主催。毎年この時季、高田西と春日山荘で開かれる講座「趣味の家」の参加者、個人やサークルが取り組んだ作品を展示している。

 今回の出品総数は312点。「水彩画・油絵・写真」「書道」「盆栽・盆景」「造花・人形」など9類に分類し、施設内の3会場に展示している。

 同連合会事務局長の丸山治夫さんによると、例年、作品展に来場した人から「どこで習えるのか」との質問があり、展示が創作活動の奨励に一役買っているという。丸山さんは「各会場の順路は決まっているが、自由に移動して作品を堪能してほしい。作品展は来年で50回。(今年の作品鑑賞を通じ)大勢に関心を持ってもらえたら」と話した。

写真展示には時勢を反映し「コロナに負けるな」の文字が書かれている