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妙高市で特殊詐欺 1866万円被害 妙高署捜査

 妙高市内で8月末から10月上旬までの約40日間で合計1866万円をだまし取られる特殊詐欺被害が発生した。妙高署が11日発表し、捜査を進めている。

 被害に遭ったのは妙高市の50代女性。8月29日、電話会社を名乗る何者かから、携帯電話のショートメール機能を利用して送られたメールの連絡先に女性が電話したところ「動画サイトの未納料金が10万円ある。振り込んだ金は返金される見込み」と言われた。その後、インターネットセキュリティー団体や警視庁を名乗る者から、ランサムウエア被害の示談金名目などで金銭を要求する連絡が繰り返しあり、女性は同日から10月8日までの間、50回にわたり計1866万円を金融機関のATMなどから送金した。

 女性は家族に相談して詐欺被害に気付いたという。