来年10月「えちご・くびき野100キロマラソン」 謙信公武道館 発着へ 上越市で実行委 コースを一部変更

来年10月13日に予定される第15回えちご・くびき野100キロマラソンの実行委員会が6日、上越市教育プラザ体育館で開かれた。100キロの部の発着を同市戸野目古新田の謙信公武道館とする方向で準備していることが報告された。次回12月の実行委員会で決定する運び。
この日示されたコース変更は、100キロの部では同館をスタートして南下し、津有区、三郷区などを通って板倉区、清里区へ。その後、旧東頸城や頸北を通るコースはこれまでとおおむね一緒だが、従来ゴールだった頸城区のユートピアくびき希望館はレストとし、保倉区、三和区、諏訪区を通って謙信公武道館にゴールとなる。60キロから短縮される50キロの部は名立区のうみてらす名立をスタートし、おおむね従来のコースを通り、終盤を短くし、ゴールは希望館から謙信公武道館に変更される。
100キロの部の発着を一緒にすることで、ゴール後のランナーの移動の省力化、高田駅や上越妙高駅などへの移動時間の短縮などが図られ、50キロの部の短縮によりボランティアの削減ができるとしている。新たにコースとなる町内会には8月から随時説明やボランティア協力依頼を行っている。
100キロの部は前回同様に時差形式のウエーブスタートを採用する。前回はこれにより完走率が9・3%増加したという。
また、地域への還元として、新たに大会ホームページに各区エイドで出された産品や地域の特産品のページを新設し、インターネット販売できるようにする計画が報告された。