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妙高市芸術祭 四季彩芸術展始まる 岡倉天心ゆかり 文化芸術の郷発信 妙高市の妙高高原メッセ

絵画や写真の応募作品を熱心に鑑賞する来場者。絵画部門で「四季彩大賞」を受賞した「希望の朝・復興の予感」(右)
写真部門で「四季彩大賞」を受賞した「空 燃ゆ」

 妙高市芸術祭「第26回四季彩芸術展」が7日から15日まで、妙高市田口の妙高高原メッセで開かれている。

 同展は、日本近代美術の祖・岡倉天心が愛した文化芸術の郷(さと)「妙高」のイメージを全国に発信する目的で実施している。

 全国公募した結果、絵画部門に37点、写真部門に57点の応募があり、それぞれ最優秀賞「四季彩大賞」1点、優秀賞2点、秀作賞3点、計12点を選出した。四季彩大賞には、絵画部門が小林晴恵さん(柏崎市)の作品「希望の朝・復興の予感」、写真部門が橋本八典さん(上越市)の作品「空 燃ゆ」が受賞した。

 妙高山を窓越しに望む会場には、全応募作品と招待作品を展示している。初日は、オープニングで受賞者表彰式、佐藤一郎さん(東北生活文化大学長、東京藝術大名誉教授)ら審査員3人による作品講評会を実施。終日にわたって同市内や上越市、糸魚川市などから愛好者らが来場し、じっくり鑑賞していた。

 毎回楽しみにしているという上越市の女性(75)は力強い風景画に「本物よりさらに美しく感じさせてくれる」、妙高高原の別荘に滞在中訪れた東京都中野区の男性(57)は瞬間を切り取った写真に「50年以上関わっていても、見たことがない風景を見せてもらい新鮮な感覚」と、それぞれ感想を話した。

 入賞作品を展示する秀作展は18日から29日まで、妙高高原ビジターセンターで行われる。

写真部門で「四季彩大賞」を受賞した「空 燃ゆ」