塗り絵を園児に贈呈 社会を明るくする運動 キャラ通し理解を 糸魚川地区保護司会

糸魚川地区保護司会(上野文嗣会長、会員33人)は4日、更生保護のマスコットキャラクター・更生ペンギンの「ホゴちゃんぬりえ」を糸魚川市内の幼稚園・保育園の全年長児(236人)へ贈った。
塗り絵は関東地方更生保護事業協会が作製したもので、更生保護の考え方や仕組みを理解しやすくするために考えられたさまざまなキャラクターのイラストを塗り絵にしている。
同会は「社会を明るくする運動」を中心に地域、学校連携事業、社会貢献事業に取り組んでおり、各中学校であいさつ運動や更生保護パネル展などを実施。塗り絵は子どもたちからキャラクターに親しんでもらい、小中高校生と成長する過程で同運動に出合った時に共感を持って理解、参加してくれることを願い、贈っている。
同日は同会理事6人が市役所を訪れ、上野会長が「塗り絵を通してキャラクターを知ってもらい、親御さんの理解にもつながるように」と鶴本修一教育長に手渡した。鶴本教育長は「心の教育につながる。力を合わせて明るい社会づくりを進めたい」と受け取った。