大会新など好記録、成果発揮 上越市小学校親善陸上大会 50回記念の大会に


節目の第50回上越市小学校親善陸上競技大会が4日、高田城址公園陸上競技場で行われた。上越市内の48校、6年生676人(男子386人、女子290人)がエントリー。男女の100メートル、4×100メートルリレー、走り幅跳び、男子1500メートル、女子800メートル、男女混合同リレーが繰り広げられ、精いっぱいの走りや跳躍を見せた。
コロナ禍で2年中止し、昨年は種目を絞って実施。今年は家族らの入場を可能とし、有観客で行われた。種目は引き続き絞ったが、1種目につき各校の出場選手数の枠を昨年よりも広げた。また、男子、女子だけではリレーを組めない学校もあるため、昨年に続き男女混合リレーが実施された。
同市小学校体育連盟の星野浩一会長(59、高田西小校長)は「猛暑の影響で練習や運動の不足はあったと思うが、良い記録が出ている。各校で上手に練習し、普段の体育が充実している成果」と頑張りをたたえ、「50回の節目を迎え、自身(大手町)小学校の時に出場し、こうして役員として現在も携われるのはうれしい」と感慨深げに話した。
6年女子800メートルでは杉山愛理選手(中郷小)が2分30秒62をマークし、従来の記録を15年ぶりに2秒49短縮する大会新をマークした。「頑張って練習してきたので、記録を出せてとてもうれしい。中学へ行っても陸上部に入って自己ベストを出して大会で活躍したい」と笑顔で話した。昨年新設された男女混合リレーも北諏訪、清里、上下浜の3チームが大会新をマークした。
競技終了後、50回を記念し、選手や役員、各校教諭らが参加してドローンでの撮影イベントも行われた。後日、クリアファイルに作製して贈られる。
糸魚川市の大会は9月21日、妙高市は同26日に行われた。
