会話楽しみ飲み比べ 上越市岩木で「こーひーの日。」 コーヒー好き集い交流

コーヒーの飲み比べが楽しめるイベント「こーひーの日。」が1日、上越市岩木のVINCULO.PARK(ビンクロパーク)で開かれた。
同市や県内外の自家焙煎(ばいせん)コーヒー店5店が出店。香ばしい香りが漂う会場には愛飲家や家族連れらが集い、奥深いコーヒーの世界に浸った。
同実行委員会が主催。「国際コーヒーの日」に合わせて各店の特徴あるコーヒーを楽しむとともに、参加店や来場者同士が交流する場となることを願って初めて開かれた。
飲み比べ用のコーヒーは、主催者が用意した豆を各店が独自に焙煎。来場者は味や香りの違いを楽しんだ。また上越、妙高市の店舗がパンやスイーツを販売し、人気を集めた。
普段からコーヒーを愛飲しているという中郷区の宮下礼子さん(61)は、友人と来場。「店主の方が気さくに、おいしい入れ方や豆の保存方法を教えてくれてためになった。同じ豆が、焙煎の仕方や水の違いで味が変わってすごい」と驚いていた。
実行委員の一人で上越市本町2の「まめつぶ珈琲焙煎所」所長の池田靖弘さん(50)は「コーヒーはコミュニケーションのツールでもある。今後も2、3回と続けていき、コーヒーを縁に多くの人とつながっていきたい」と期待を込めた。