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手縫いの雑巾を寄贈 上越市鴨島1いきいきクラブ 保育園や福祉施設へ

「いきいきクラブ」会員手製の雑巾が園児の代表に手渡された

 上越市鴨島1の老人会「いきいきクラブ」は9月26日、会員が手縫いした雑巾を、町内周辺の保育園や福祉施設など5施設に寄贈した。

 針仕事を通して会員の親睦を深め、地域に貢献しようと2004年に始め、以降続いている恒例行事。今年は7月に作業を行い、約250枚を製作した。

 稲田保育園(同市稲田1)では代表の園児約10人が出迎え、会員の保高悦子さん、船崎サチ子さんから雑巾を受け取った。お礼に童謡「虫のこえ」を披露。つかの間の交流を楽しんだ。

 秋山克会長は「雑巾はいくらあっても困らないと聞くし、特に園児には雑巾の使い方を知る教材にもなるだろう。活用してもらえればうれしい」と話していた。