ゆる~く楽しく交流 チル・ナイト・ミーティング 東京でふるさと語り合う 糸魚川商工会議所・糸魚川市


糸魚川市出身者が〝ふるさと糸魚川〟を語り合う「Chill Night Meeting(チル・ナイト・ミーティング)」が9月29日夜、東京都千代田区の東京グリーンパレスで開かれた。首都圏在住の同市出身者(社会人や学生)47人、市内企業26社・35人が参加。スタッフを含め総勢約100人が集い、世代を超えて楽しんだ。
糸魚川商工会議所、糸魚川市の主催で2月に続いて2回目。出身者が顔を合わせて「ゆる~く(Chill)」飲食、交流を楽しんでもらいながら、将来的なUターンを考えるきっかけづくりにと実施している。
前回は都内で午後5時から実施したが、今回は首都圏の社会人が参加しやすいようにと開始時間を同7時に設定。全体の参加者数は前回の約2倍に増えた。
同商工会議所の高瀬吉洋会頭はあいさつで、自身がUターンを経験していることに言及。「東京で働いたという経験があったからこそ、糸魚川の良さに気づくことができた」と振り返りながら、「田舎で働くという選択肢も、心のどこかに置いといていただきたい。今日はそんなきっかけになれば」と呼びかけた。
食事はブッフェ形式で、参加者は糸魚川の食材を生かした料理の数々に舌鼓を打ちながら、和気あいあいと交流。首都圏の金融機関で働く男性(40)は「世代を超えて共通の話題で盛り上がれた。懐かしさを感じた」、都内の大学に通う女性(19)は「糸魚川の企業の方々からいろいろな業界のお話を聞けて、ためになった」と話した。
