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2022年度大糸線輸送密度 前年度の倍近く JR西日本公表

 JR西日本は9月29日、大糸線(南小谷―糸魚川間35・3キロ)など管内路線の2022年度輸送密度(1日1キロ当たりの平均乗客数)を公表した。大糸線の輸送密度は108で、21年度の55から倍近く上昇。コロナ禍前の水準(19年度102)まで回復した。

 管内で最も輸送密度が低かったのは、芸備線東城(広島県庄原市)―備後落合(同)間の20。次いで木次線出雲横田(島根県奥出雲町)―備後落合(広島県庄原市)の54。大糸線は最下位から5番目(21年度3番目)となっている。

◇北陸新幹線は約7000増

 JR西日本によると、22年度の北陸新幹線上越妙高―金沢間(168・86キロ)の輸送密度は1万7120で、21年度の1万177から7000近く増加した。