4年ぶり制約なし 越後・謙信SAKEまつり概要決まる 無事故と成功祈願

上越市の高田本町商店街で21、22の両日開かれる「越後・謙信SAKEまつり」の概要が9月30日、実行委員会から発表された。
新型コロナウイルスの感染症分類が2類から季節性インフルエンザと同じ5類に移行したことを受け、4年ぶりに飲み歩き、食べ歩きを楽しめる。
日本酒は上越、妙高両市のほか新潟市、魚沼市、佐渡市、長野県から銘酒が集まる。ワインや野草酒の試飲、クラフトビールやクラフトジンの販売所が設けられる。まつり限定酒「車懸(くるまがかり)」は1000本の数量限定販売。約50の飲食店・団体が酒のつまみや農水産加工品などを販売する。
試飲代は1日のみ2000円(税込み)、2日通し3000円(同)。
実行委員会と県酒造組合高田支部は9月30日、上杉謙信ゆかりの春日神社(上越市春日)でまつりの無事故と成功を祈願した。
神前に今年の限定酒「車懸」を供え、仕込みを担当した妙高酒造(同市南本町2)の木村浩二社長、竹田成典実行委員長(竹田酒造店社長)らが玉串をささげた。
木村社長は「まつりの華やかさと上杉謙信の威風堂々をイメージし、やや甘口の純米大吟醸にした。香味のバランスがとても良い」と「車懸」を紹介。竹田実行委員長は「県内にはいろいろな酒まつりがあるが、屋外で広々と酒を楽しめるのが、越後・謙信SAKEまつりの良いところだ」とアピールした。