信頼回復へ行動指針 職員の酒気帯び運転 中川市長が謝罪 上越市

上越市の中川幹太市長は29日の定例記者会見で、25日に市ガス水道局が発表した職員の酒気帯び運転について、「再び市民の皆さんの信頼を大きく損ねてしまい、心からおわび申し上げる」と謝罪した。
同事案は8月25日、経営企画課の40代男性係長が私用時に酒気帯び運転し、翌26日に警察の検問で発覚した。同局は9月25日付で同職員を停職5カ月の懲戒処分とした。
同市では昨年12月と今年3月にも市職員による酒気帯び運転が発生している。中川市長は「職員一人一人が自分事と捉え、決して繰り返さないよう行動指針を策定した。全ての職員がこれに基づき行動し、市民の皆さんの信頼を取り戻すことができるよう、誠心誠意努めていく」と述べた。