国体、障害者スポーツ大会 上越市選手壮行会 激励受け全国へ決意 選手ら35人出場

鹿児島県で開催される国民体育大会(中心会期10月7~17日)、全国障害者スポーツ大会(10月28~30日)に出場する上越市選手の壮行会が28日、市役所木田第1庁舎市民ホールで開かれた。同市から両大会に役員、監督、コーチ、選手ら総勢35人が出場するうち、15人が出席し、職員や市民から激励を受け、決意を新たにした。
壮行会は昼休みの庁内で、職員が見守り、来庁した市民が足を止めて見る中で行われた。中川幹太市長は「市民の期待を背負い、全力で挑んで良い結果を勝ち取ってほしい」と激励の言葉を述べた。
選手を代表し、相撲成年男子に出場する寺尾拓真選手(23、上越市スポーツ協会、海洋高相撲部コーチ)が「皆さまの声援を力に変え、期待に応えられるよう全力を尽くす。上越市出場選手として市民に少しでも勇気と元気を届けられるよう精いっぱい頑張りたい」と抱負を述べた。
上越市から奨励金、同市スポーツ協会から激励金が贈呈された。
終了後、サッカー少年男子に県選抜の一員で初出場する小林優大選手(16、上越高1年)は取材に対し、「MF(ミッドフィルダー)として相手のボールを奪って、ゴールにつなげたい。月2回のチーム練習は緊張感を持ってやっている。チームとして優勝を目指して頑張りたい」と意気込みを話した。