県内高温・渇水 1市1町増加 28市町村で被害 水稲で34ヘクタール増
県は27日、今夏の高温・渇水に伴う農作物等の被害状況(速報)を発表した。
それによると、被害が出ているのは28市町村で、前回19日の発表より1市1町増加した。主な被害では、水稲被害(枯死、枯れあがりなど)が800ヘクタール(前回より34ヘクタール増)、大豆・ソバの生育不良などが346ヘクタール(同7ヘクタール増)、園芸作物等は枝豆の24ヘクタール(同変わらず)など201ヘクタール(同13ヘクタール増)。農作物全体の被害面積は1347ヘクタール(同54ヘクタール増)。
畜産被害では、乳牛、肉牛、豚、採卵鶏、ブロイラーなどのへい死が1万9525頭(同318頭増)。水産被害は、ニシキゴイのへい死は512尾、養鯉池のひび割れは6ヘクタールで、前回発表と変わらず。林業被害はキノコの生育不良や雑菌発生など、しいたけ11施設、きくらげ2施設、ひらたけ1施設で、いずれも前回発表より1施設ずつ増加した。