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県境に交通指導所 糸魚川署・大町署 合同で事故防止PR 秋の全国交通安全運動

糸魚川側の参加者にはヒスイレディの姿も。また、両県のご当地キャラ、両県警のマスコットキャラも応援に駆け付けた

 秋の全国交通安全運動が21日から30日まで行われている。糸魚川警察署、長野県・大町警察署と両地区の交通安全協会など関係団体は21日、長野県小谷村の国道148号「道の駅小谷」に長野・新潟県境合同交通指導所を開設し、通過車両に事故防止を呼びかけた。

 国道148号は両県の物流や観光、生活などに大きな役割を担っている。県境付近での合同活動は毎秋、交互の主催で行っており、4年ぶりの実施となる今年は長野側の主催で総勢約40人が参加。開所式では大町署の丸山政文署長が「148号から交通事故を出さないと、固い決意を持って臨みたい」とあいさつした。

 参加者は二手に分かれて新潟方面、長野方面それぞれに向かう車両の運転者に対し、チラシや地域の名産品などが入った啓発セットを手渡して注意喚起。糸魚川側の参加者は丸なす入り啓発セットで「事故なす(なし)」を呼びかけた。