直江津で販売 善兵衛PR 高士小3・4年収穫のブドウ 100房を量り売り

上越市立高士小(堀川邦夫校長)の3、4年生21人は22日、同市西本町3の直江津ショッピングセンターエルマールでブドウの販売を行った。校内で育てているマスカット・べーリーAと、川上善兵衛を買い物客にPRした。
3、4年生は地域の偉人である善兵衛を学ぶ学習の一環として、校内のブドウ棚でマスカット・べーリーAとデラウェアを育てている。収穫したブドウの販売は地域の発信が目的。これまでは高田の朝市や校内で行っていたが、より広く知ってもらうために、児童の発案で初めて直江津で販売することにした。
20日に収穫したマスカット・べーリーAを約100房持ち込み、その場で量り売り。高士地区振興協議会から借りた懸垂幕を飾り、善兵衛や同品種の歴史をまとめたチラシを配布した。開始前から買い物客が集まり、20分でほとんどが売り切れるほどの盛況だった。
横尾咲久君(4年)は「みんなが品種を覚えてくれたのがうれしい」と話した。