頸城区のさくら会館 23日に無料開放 ホッキョクグマの剥製展示始まる

頸城区花ケ崎のさくら会館は23日、近接する同区日根津の大池いこいの森第3キャンプ場で開かれる「大池まつり」に合わせて、施設を無料開放する。無料開放に向け、ホッキョクグマの剥製の展示を始めた。
剥製は大島区の故・布施十三さんが所有していたもので、活用できる場所を探していた妻の栄子さんから知人を通じて譲り受けた。頭から後ろ足までの大きさは約2メートル。氷を模した台座と北極の風景を用意して飾っている。
また館内2階では30日まで、「郷土ゆかりの作家展」を開いており、同館が所蔵する棟方志功、會津八一、森蘭斎らの作品を見ることができる。同館を運営するさくらメディカル上越支社の竹田敦福祉企画室長は「残暑も厳しい中、ホッキョクグマを見て涼を感じてもらえれば。(無料開放の機会に)施設を多くの人に知ってもらえれば」と話した。
同館は10月5日から「良寛展」を行う。通常の入館料は500円。