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「明るく、無理せず」体操指導 楽しく健康寿命延伸 参加者と共に実践 市内の体操教室で講師 上越市春日山町1 保坂惠美子さん(83) 

保坂惠美子さん。週に4回の頻度で体操指導を行っている(15日、上越総合体育館)
保坂さんの指導の下、20人が体操を楽しんだ(同)

 上越市内の体操教室で講師を務める、同市春日山町1の保坂惠美子さん(83)。長年の経験に裏打ちされた確かな指導力で、「楽しく健康寿命を延伸する」ための運動を参加者と共に実践している。

 保坂さんは栄養士として長らく食事指導に取り組んできた。60代から市内体操指導の先駆者、毛見徳子さんに師事し、69歳で中高老年期運動指導士の資格を取得。高齢者を対象に自身が主宰する教室や市の体操教室、町内会依頼の教室などで指導に当たっている。

 モットーは「明るく、仲良く、元気に、楽しく、無理せず」。教室では細やかな声かけで雰囲気を和ませ、ボールを使ったストレッチや手足を伸ばすエクササイズなどを指導。小まめに水分補給や休憩の時間を取り、参加者のコンディションに気配りしている。

 15日には同市木田1の上越総合体育館で教室を開いた。1年以上参加しているという原田忠さん(67)は「保坂さんのユーモアあふれる指導が教室の魅力。私の健康づくりに生きている」と話した。

 近年は後進の育成にも注力し、2人に指導のノウハウを伝えている。教え子で現在は教室のサポートを行う渡邉真紀さん(40)は「私自身、生涯を通じて運動を続ける体をつくり、また参加者にもこれを伝えたいと思い指導を受けた。保坂先生の若々しさは希望の星。これからも教室を続けてほしい」と話した。

 保坂さんは「市内の体操指導者としては最高齢では。モットーに沿い、楽しく健康になるための体操を伝えてきた。これからは後進に道を譲りながらも、当面は指導を続けたい」と今後を見据えた。

保坂さんの指導の下、20人が体操を楽しんだ(同)