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上越『ゆめ』チャレンジ 城東中生徒2人 高田郵便局で職場体験

高田郵便局で職場体験を行った牛木さん(中央)と篠宮君(右)。最終日の14日は窓口で、販売などの接客を体験した

 上越市の中学生職場体験学習「上越『ゆめ』チャレンジ」が5月から9月まで、市内の企業や事業所で行われている。同市大手町の高田郵便局では14日までの3日間、城東中の生徒2人を受け入れた。最終日の同日は窓口でのチラシ配布やジュースの販売を実践した。

 2人は前日までの2日間、郵便局の仕事説明や配達の流れなどを見学。この日は、実際に利用客と接し、郵便局に関するチラシを手渡したり、代金の受け取りと商品のやりとりを体験した。

 体験を終え、篠宮幸永君(13)は「郵便配達前のバイクの練習など、裏での見えない仕事もあって仕事が成り立っていると分かった」、牛木ひなたさん(同)は「当たり前に郵便物が届いているのではなく、たくさんの人の手、力があってできている」と感想を述べた。

 同郵便局の内山興治総務部課長は「郵便局の仕事を一人でも多くの人に知ってもらい、足を運んでもらう、そして一緒に働いてもらうきっかけになれば」と願った。

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