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「ほこら」製作中 上越人材ハイスクール木造建築科2年生4人 日本建築の伝統学んで 

のこぎりで材木を切る音や、ハンドドライバーでねじを締める音、生徒が坪野さんに指導を受けるためのかけ声などが響いた

 上越人材ハイスクール(上越市高土町3)の木造建築科2年生4人は、春から日本の伝統的な木造建築を学ぶため、神仏を祭る「ほこら」の製作に挑んでいる。講師によると、11月ごろまでに完成する見通しだ。

 ほこらは木造で高さ1・7メートル、柱間(柱と柱の間の距離)が約1メートル。屋根は15センチ勾配。屋根の造りは生徒一人一人が工夫を凝らした。

 講師は三和区の大工、坪野敏雄さん(72)。「昨年も2年生の修了製作の課題にした。材木の使い方や技法には多くの日本建築の要素が詰まっている。近年の大工は、工場であらかじめ切断された材料を扱うことが多くなった。若いうちに思い切り道具を使い、考えて、木造建築を学んでほしい」と話す。

 14日は、4人がそれぞれ屋根に上り、材木を取り付けるなど作業を行った。作業所にはのこぎりで材木を切る音や、ハンドドライバーでねじを締める音、生徒が坪野さんに指導を受けるためのかけ声などが響いた。

 同校では木造建築科の入校を希望する人を対象に、見学も受け付ける。問い合わせは同校(電025・523・2690)へ。